前回のトムラウシ登山のつながりです

助かった方と亡くなった方の違いの一つに雨具の下にダウンやフリースを着ていたかどうかがあるそうです。
日本は重ね着の概念があまりないそうです。

外着一つで雨風を防いだり、防寒をするものだという思い込みがあります。

それなので『ゴアテックスの雨具は意外と寒い』なんて勘違いなことを言う方がいます。ゴアテックスの内側に違う素材をはりつけて防寒の用途をもたせたものもありますが、一般的にゴアの雨具といえば防寒としては低い性能でアウターレイヤーとして防水と防風の役割を受けもちます。防寒はミドルレイヤーで調整するのが普通です。

上記のトムラウシ山行の方々も登山のベテランの人たちばかりで、みなダウンなり
フリースを持参していたようです。しかしそれを装着しなかったのは、そういうものは
寝るときに着るものだという思い込み、ミドルレイヤーという概念を持っていなかった
からではないでしょうか。
実際に専門家(医師)の話だと雨具に暴風雨があたり、その冷たさがミドルレイヤーが十分でないベースレイヤーや肌にあたり身体を冷やし、低体温症につながったと述べています。

 

と偉そうに書いていますが、自分はロングライドのサイクリング(ブルベ)をやりはじめるときにあるアウトドアショップで何回も聞いて、なんで???となり調べたことを、さも偉そうに上に書いているだけです。
そのショップで、『雨の日、一晩中自転車で走りたいのですが、比較的何が良いでしょうか?』と相談をしたのです。

そのときにサイクリング用のミドルレイヤーに薄い撥水性のあるカッパの重ね着をすす
められました。『え?ゴアじゃないの?』何回も聞きました。ゴア一着よりも、この方が絶対に暖かい。強い雨になればゴアが必要だが、そうでなければ…と。
実際にそれで、千葉や苫小牧の雨が一晩中降り続くなか自転車で走りぬくことができました。
周りの人は、そんなウインドブレーカーみたいなもので良く走れるね。と言われましたが、知らないし、調べないのですよね。一人でいい気になっているわけでもなく、当時のブログにも紹介はしたのですけど、それからも上着の暖かさと防水性の話題ばかりでした。

知識をひけらかしているのではなく、人に聞くか聞かないかが分かれ道なんだという
ことだと思うのです。

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子たちを見ていてものびる傾向の子は聞く子、それをおもしろいと思う子です。
謙虚ニヤニヤしてなるほどね~、おもしろいもんだね~とやっていれば、
けっこう安全だったり、楽しかったりするのではないでしょうか。